システム管理平成11年問71

 情報システムのセキュリティ対策に関する記述として、適切なもの
はどれか。


 ア ウイルスの侵入を防止するために、プログラムやデータを各ク
  ライアントにダウンロードする方式にする。

 イ セキュリティ管理者の職務には、ユーザの教育・啓発が含まれ
  る。

 ウ パスワードは、利用者の申請に基づき運用部門の担当者が設定、
  変更する。

 エ 利用者が利用者本人であることを確認するために、コールバッ
  ク方式を採用する。

解説

難易度 ★★
解答

 イ セキュリティ管理者の職務には、ユーザの教育・啓発が含まれ
  る。


 ◇ユーザ教育・啓発の目的 とは。。。

  情報セキュリティリスクをきちんと認識し、日々の業務において組織の
  セキュリティ基本方針を守るように心掛けることを、利用者に周知徹底
  することです。


> ア ウイルスの侵入を防止するために、プログラムやデータを各ク
>  ライアントにダウンロードする方式にする。

 誤った記述です。

 プログラムやデータを各クライアントにダウンロードする方式にしても
 ウイルスの侵入防止にはなりません。


> イ セキュリティ管理者の職務には、ユーザの教育・啓発が含まれ
>  る。

 正しい記述です。

 情報セキュリティの教育及び訓練では、組織のセキュリティ基本方針や
 その手順に関して、定期的に最新情報の提供を含めたフォローアップ教育
 を行います。

 この教育の対象者は、組織の全ての従業員及び関連する外部の利用者です。
 教育を実施した後、受講者に対し理解度テストを実施するのも教育効果を
 高めるのに有効です。


> ウ パスワードは、利用者の申請に基づき運用部門の担当者が設定、
>  変更する。

 誤った記述です。

 パスワードは運用部門の担当者にも知られてはいけません。
 利用者本人が設定、変更する必要があります。


> エ 利用者が利用者本人であることを確認するために、コールバッ
>  ク方式を採用する。

 誤った記述です。

 コールバック方式を採用しても、利用者が利用者本人であることを確認す
 るためにパスワードによる認証を行います。

 コールバックは、特定の発信箇所を利用していることを確認するために使
 われます。