上級シスアド平成12年問80

 ICカードに関する記述のうち、適切なものはどれか。


 ア ICカードは、演算機能をもつものもあり、セキュリティ分野や
  決済分野で使用されている。

 イ ICカードは、構造が複雑になり、対応端末の普及が見込めない
  という欠点がある。

 ウ ICカードは、テレフォンカードやクレジットカードとして活用
  されており、カード自体の偽造、変造、改ざんが行いやすいので、
  多くの被害が出ている。

 エ 非接触型ICカードは、入退室などの運用管理よりはクレジット
  などの決済を伴う業務への適用に向いている。

解説

難易度 ★
解答

 ア ICカードは、演算機能をもつものもあり、セキュリティ分野や
  決済分野で使用されている。


 ◇ICカード とは。。。

  キャッシュカードやクレジットカードと同じ大きさのカードに、
  演算処理や記録機能を行うために設計された半導体集積回路(IC)
  チップを内蔵したものです。電子マネーやテレホンカードなどに
  応用されています。

  磁気カードに比べて100倍近いデータを記録でき、データの暗号化
  も可能なため偽造にも強い。


> ア ICカードは、演算機能をもつものもあり、セキュリティ分野や
>  決済分野で使用されている。

 正しい記述です。
 ICカードは演算機能を持ち、セキュリティ分野や決済処理で用いら
 れています。


> イ ICカードは、構造が複雑になり、対応端末の普及が見込めない
>  という欠点がある。

 ICカードは、カード自体の構造は複雑であるが、対応端末はその分
 簡単な構造となっているため、普及が見込めます。


> ウ ICカードは、テレフォンカードやクレジットカードとして活用
>  されており、カード自体の偽造、変造、改ざんが行いやすいので、
>  多くの被害が出ている。

 ICカードは、磁気カードに比べて構造が複雑なうえ、データの暗号
 化も可能なので偽造、変造、改ざんが行いにくいです。


> エ 非接触型ICカードは、入退室などの運用管理よりはクレジット
>  などの決済を伴う業務への適用に向いている。

 ICカードは、データを読み書きする方式の違いによって「接触型」
 と「非接触型」に分けられます。

 非接触型ICカードは、入退室などの物理的セキュリティ対策の運用
 管理にも適用できます。